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プレスリリース没案(でも私の考えには一番近いのだ) [外国語習得支援]

さて、今日は没にした「プレスリリース案」を公開します。確かこれはどこにも送っていないはずです。没にしたのは長過ぎたからで、それをワザワザ公開するのはコマーシャリズムに毒されていない、私自身の考えに一番近い内容だと思ったからです。
(比較のために他の案も後から載せますが。w)

長いと言っても、いつものブログに比べれば短い方ですよ。
それでも、私が元々目指していたアプリ像が見えると思います。
「反復、反復」と騒ぎ始める前の、静かだけれど既存の語学アプリに対する明確な批評がここにあります。これもまた真実です。

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株式会社ReTeMoは自社開発したiOSアプリ「ReTeMo(レテモ)ロールプレイ」を8月5日付で販売開始いたしました。価格は250円(2.99米ドル)でApple社のApp Storeにて販売中です。

ReTeMoロールプレイはiPodライブラリに於ける最小単位である「トラック」をさらに細分化し、個々の区間にテキスト(歌詞に相当)やロール(役柄:アーティストに相当)といった属性を持たせるようにしたツールです。また、このツールは語学学習用(特に会話練習用)に開発したため、そのための機能も持っております。例えばロールアイコンをタップすれば各ロールの音声を消すことができ、その部分を自分でしゃべることができます。また、途中に挿入された日本語(母国語)による解説を飛ばして、学習している言語だけを聞くことが可能です。
丁寧に作り込まれた語学コンテンツと違って、自分で準備しなければならないことが多く、手間のかかるツールですが、他には無い自由度を提供します。また学校等ですでに教材が決まっている場合にも、その教材を取込んで活用できるので学習効果の向上に一役買います。

開発に至った経緯
ReTeMoロールプレイを開発した背景には、昨今の「語学学習向けソフトウェア市場の動向」と「外国語学習法の発展」があります。特にスマートフォン向けの語学アプリの勢いには目を見張るものがありますが、その多くはスマートフォン・アプリを新たな配信チャンネル、販売ルートと捉えた製品です。それを否定するつもりはありませんが、それはスマートフォン・アプリの可能性の一部に過ぎないと弊社は考えています。
例えば紙媒体の語学教材では時折、新しい学習方法を提唱する著者が登場します。彼らの書籍は多くの場合シリーズ化され、本の中にはたくさんの例文があふれています。シリーズが違えば当然載っている例文も違うので、市場にはさらに沢山の例文があふれることになります。しかし本来、学習方法は例文に縛られるようなものではありませんから、少ない例文を使って様々な学習メソッドを試し、自分に合った学習方法を探すことができて良いはずです。今日主流の出版社あるいは出版物にアプリケーションが分かれていて、それぞれの機能に学習方法が縛られるようではせっかくのスマートフォンが勿体ないと思うのです。
それから学習者がすでに持っている資産を活用できないのも勿体ない話です。私自身もそうですが語学を苦手とし(実際には練習嫌いなことが多いと思いますが)いくつもの学習法を渡り歩いてきた消費者の手元には勉強しかけの教材がたくさん存在しています。それをデジタル化して活用しないのは、資源や経済的な面のみならず脳中のオボロゲな記憶を活用しない点でも勿体ない。すでに自分の血肉に成っている教材を電子化する必要はありませんが、そうでないものは電子化することで得られる「音声とテキストの同期」など様々な学習支援を受けて、一度作り始めた脳内回路をそのまま完成させる方が近道のはずです。
こうした背景を基に開発されたReTeMoロールプレイは独自の語学コンテンツを持たず、代りにiPodライブラリ内のオーディオブックを利用します。既存の音声素材はiTunes経由で取込めますし、テキストデータも歌詞データとしてトラック毎に添付することができます。
そして最初のバージョンでは最も原始的で、かつ強力な学習方法をサポートします。「細かい単位での反復再生」や「ディクテーションにも使用できる全文入力」、「余計な音声を消して再生(その代わりに独力で発話)」と、いずれも能動的で負荷の高い学習のための機能ばかりです。
さて、これまで述べたようにReTeMoロールプレイは「デジタル技術の良さを最大限に引出すこと」と「学習法と教材を分離すること」を目標にしています。これは学習用の素材は自分で準備し、学習法も自分で工夫するということであり、現在主流の両者がセットになった教材に比べてユーザの負担は増えてしまいます。その代わりに、かつての語学学習法の提唱者達のように自分で自分の学習法を工夫することができます。彼らが使っていたであろうノートと鉛筆のように自由度の高いツールを、デジタルならでは機能を加えながら進化させていく所存です。

製品名:ReTeMoロールプレイ
ジャンル:教育、ユーティリティ
価格:250円(2.99 US$)
開発者:下平和久(株式会社ReTeMo)

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先日、ReTeMoロールプレイのサポートページを前面リニューアルしましたが、そこには「教材と学習法の分離」についての話が載っていません。

その代わりに具体的な使い方を沢山載せています。
ユーザーに取っては使用例の方が参考にしやすいとは思いますし、「反復」が語学用プレーヤーの重要な役割なのも事実ですから、今度のリニューアル自身はマズマズの出来です。

でも、「教材と学習法の分離」をこのまま葬るのはマズい気がするのです。
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